よく疑問に上がる「保証会社」について徹底解説!

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2019年03月09日

よく疑問に上がる「保証会社」について徹底解説!


みなさまこんにちわ!
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賃貸物件を探していると、募集図面に「保証料」と記載がされている物件を時々目にすることがあります。
 
この保証料とは、一体なんのための費用なのでしょうか?

実際賃貸物件をご紹介し、費用面のご説明をさせて頂く際によく挙げられる質問が
「保証会社ってなに?」という内容なんですね。

正直、アドバイザー側としてもあまり説明がしやすいと思うような費用ではありません(*_*)

そこで今回はこの場を借りて「保証会社」について十分に説明ができるように
徹底解説をさせていただこうと思います!

  
 

賃貸物件の保証料ってなに?


賃貸物件を契約する際にかかる保証料とは、「保証会社」に加入するために必要となる費用のことです。

保証会社とは、入居者の家賃を保証する会社のことで、万が一、賃借人が家賃を滞納した際は、
保証会社が家賃を立て替えて大家さんに支払います。

通常、賃貸借契約を締結する際には「連帯保証人」を立てるよう
大家さんや管理会社から求められるのが一般的です。
ただ、人によっては連帯保証人を頼める人がいなかったり、
いたとしても頼むことに気が進まなかったりするケースがあります。

そのような場合に対応するのが保証会社です。

保証会社を利用して保証料を支払えば、連帯保証人を立てなくても賃貸物件を契約できるのです。 



・・・というのが基本的な保証会社を利用するケースとなりますが
最近は入居後でも様々なトラブルが多くなっているため
連帯保証人を立てて、さらに保証会社にも加入してもらうよう要求されるケースが多くなってきております。

例えば毎月賃料を支払わなければならない債務を契約者(入居者)が履行しなかった場合
どうしようもない場合は連帯保証人へ債務が来ることになりますが
その連帯保証人さえも、連絡が繋がらなかったりすると、家主は誰にも
賃料を支払ってもらうことができなくなり、収入が不安定になってしまいますよね。

そういったケースも少なくない為、もしものときを考えて、連帯保証人を立てたとしても
代理弁済してもらえる保証会社を利用することが必須という物件がほとんどとなります。


また物件の申し込みをされた際は、保証会社を利用した場合家主の入居審査とは別に
保証会社の審査というものが行われます。

その審査の際も、連帯保証人を立てた場合と立てなかった場合とで
審査が通りやすさが異なってくることも少なくありません。

もちろん連帯保証人なしで審査をスムーズに行える保証会社もありますが
家主の安心を考えると、連帯保証人ありの保証会社の方を希望するのは間違いありませんね。

 

保証会社が保証すること、しないこと

保証会社は家賃を必ず保証してくれるため、
大家さんの立場からすると連帯保証人を立てるよりもより確実なように感じます。

しかし、保証会社が保証するのはあくまで家賃などの「金銭」に関する部分だけです。

例えば、入居中に賃借人が騒音を立てるなど、
他の入居者に迷惑をかけているとしても、保証会社から入居者へ注意する責任はありません。
 
もしも、親などが連帯保証人になっていれば、親から子どもに注意してもらうことができるため、
保証会社が普及してきた現在でも、連帯保証人を立てて欲しいという大家さんがいるのです。

保証料の相場とは?

保証会社を利用する際にかかる相場は、保証会社によって異なりますが、
概ね家賃の50%~100%の間となっています。

例えば、家賃6万円のアパートで保証会社を利用する場合、
賃貸借契約を結ぶ際に3~6万円が保証料として必要です。

さらに、1年もしくは2年ごとに保証会社の更新料として1万円前後必要となります。

なお、契約期間中に家賃滞納を起こすと、更新料が割高になる場合もあります。
保証料や更新料については保証会社によって違ってくるため、利用する際にはよく確認することが大切です。

保証会社は自分で選べるのか


保証会社については、仲介に入っている不動産会社、もしくは管理会社から指定されるのが一般的です。

保証会社は、代理店経由でなければ利用できないケースが多いため、
利用できる保証会社は、不動産会社や管理会社が代理店契約を結んでいる保証会社に限定されます。

そのため、自分で保証料が安い保証会社を探してきても、
必ずしもその保証会社が利用できるというわけではありません。

どうしても利用したい保証会社がある場合は、事前に仲介に入っている不動産会社に聞いておくとよいでしょう。 

保証額を安くおさえる方法はあるのか

保証会社を利用すると、家賃の50~100%を保証料として負担しなければならないため、
できる限り安くおさえたいものです。

ここでは、保証額を安くおさえる方法をいくつかご紹介します。
 

●保証会社+連帯保証人で安くなることがある

保証会社を利用すれば、一般的には連帯保証人を立てる必要はありません。
ただ、保証会社によっては、先程もご紹介したように連帯保証人もプラスして立てることで、
保証料が安くなるケースがあります。
連帯保証人を頼める人がいる場合は、有効な手段となるでしょう。

●保証範囲を限定する
保証される範囲を限定することで、保証料が安くなるケースもあります。
例えば、退去後の原状回復費用を保証の対象から外すことで、保証料が安くなるといったケースです。
ただ、保証範囲を限定する場合は、大家さんや管理会社の同意が必要となるため注意しましょう。

●大家さんに交渉する
保証会社に支払う保証料自体は値引き交渉できるものではないため、
上記2つの方法が使えない場合は、保証料を安くすることは難しくなります。

そんな場合は、大家さんに保証会社を使う代わりに、
礼金を値引きしてもらえないか交渉することも有効です。
特に、引越しシーズンを過ぎた夏場から秋口にかけて部屋探しをする場合、
空室が埋まらなくて困っている大家さんはたくさんいます。
保証会社を利用する代わりに礼金を安くしてほしいという交渉に応じてくれるケースもあるので、
諦めずにアプローチしてみるとよいでしょう。

※仲介業者が間にいる場合は、その交渉内容も必ず仲介業者に伝えましょう! 

保証会社の料金体系は契約前に細かくチェック

保証会社の料金体系は、保証会社ごとにさまざまです。
また、利用できる保証会社は物件ごとに限定されます。

気に入った物件が見つかって、保証会社の利用を希望する際には、
事前に料金体系について確認してから内見に行くことをおすすめします。

ここからはちょっと厳しいお話・・・


ここからは少し個人的ではありますが、できる限りのトラブルなどを防ぐため
割り切ったお話をしようと思います。


保証会社の内容について細かく聞いてこられたお客様から
続いてよく仰られるお言葉がございます。
 
「なんで保証料がこっち(入居者)負担なの?」


一理あると思います。
まとめると、「保証会社」というものは《家主を守る》ためにあるシステムなので
家主が守られたいがために利用するものを入居者が負担する必要があるのか
という腑に落ちない気持ちが出てくるのは普通だとは思います。


しかし、そもそものことを言うと、
家主の財産である物件を、全く知らない誰かに貸すことはかなり不安になりますし
逆にご自身が気に入った物件を買わずに貸していただけるという立場上
無茶苦茶な内容でなければ、家主の希望の条件をのむことが大前提の契約になってくるのです。

所有者は家主です。
ご自身はないとは思っていても何らかの事情で賃料を払えなかったり
してくる可能性はないとも言い切れないんです。
そんな万が一のことも恐れるのも当然ですし、鼻から顔も知らない方を
信頼するなんてことはできないのも当然です。

なので連帯保証人や保証会社を利用するようお願いしております。


それでも保証会社を利用し、その保証料を負担することに納得がいかないようなら
「条件が合わなかった」ということでその物件を諦めるしかありません。



しかし、前述でも申し上げました通り、交渉なども可能な場合もございますので
当社といたしましても、保証会社をなしにすることはできませんが
少しでも納得のできる契約になれるよう柔軟に対応させていただく所存ですので
お気軽にご相談していただければと思います!


特に連帯保証人なしで保証会社を利用できる際は、
連帯保証人を立てれない方にとってとても好条件となります!

様々なお悩みごとにもまずはご相談からお受けいたしますのでどんどんご相談ください♪



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