コスト節約の為に!都市ガスとプロパンガスの違いは重要です!!

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2019年03月14日

コスト節約の為に!都市ガスとプロパンガスの違いは重要です!!


みなさまこんにちわ!
不動産のことならエム・ハウジングへ♪


先日とあるバラエティー番組を見てましたら、ちょうど賃貸物件の部屋探しの
特集が放送されてまして、釘付けになってました(笑)

ちょうど繁忙期の時期のお部屋探しという内容だったので
見ていた方はあの番組で繁忙期というものが本当にすぐに埋まってしまうんだと
痛感しかかと思います><

お部屋探しをされていた上京ガールさんの即決っぷりには感激しました!☆
よく考えるのも大事ですが、複数お部屋を内覧した上、現状繁忙期という状況もふまえつつの
あの即決はとてもベストな選択だったかと思います!

時には思い切ってすぐに決断するのも大切!
不動産取引だけでなく、大きく人生に対しても同じことが言えますね(=゚ω゚)ノ笑


さて、その番組の中で少しご紹介されてましたのが、
都市ガスとプロパンガスの違いです!

実家暮らしでまだ家を出たことないという方はあまり気にしない点だとは思いますが
賃貸物件を借りて暮らす上で、ランニングコストとしてかかってくるのが賃料だけではないのはもちろん!

その他水道・光熱費などがかかってきますね!

水道代は公共施設(役所等)の取扱いで、電気代も関西電力さんの他に
いくつか電力会社はありますが差ほど金額は変わりません。 
 
問題なのはガスで、2種類しかありませんが、その二つでも金額の差は大きいです。


今回はそんなガスについてお話したいと思います!
 

賃貸物件を探す際はガス種別の要チェック!


売買物件の場合、築年数が大分経過している物件以外は
ほぼ都市ガスと考えていただいて大丈夫です。

多く見逃しがちなのが賃貸物件の場合です。

賃貸物件を選ぶときにはガスもチェックしておく必要があります。
まずはその理由や、プロパンガスと都市ガスの違いについて見ていきましょう!

なぜガスまでチェックする必要があるのか

プロパンガスと都市ガスはいずれも目的は同じで
家庭のガスコンロや給湯で使われるという点は共通していますが
主に原料・供給方法・料金体形に違いがあります。

生活する上で、料金体系と供給方法の2つについては直接の影響が考えられるため
賃貸物件を選ぶときには事前に知っておく必要があります。

毎月のガス料金や災害時の復旧などについてきちんと理解した上で契約するようにしましょう。

都市ガスとは

都市ガスはメタンを主成分とする天然ガスで
地下のガス導管を通じて各契約者の家庭に供給されます。

公共料金のためプロパンガスに比べてガス代が安いのですが
ガスの配管が通っていない地域では利用できません。


●メリット
・料金が安い
・安全性が高い 

●デメリット 

・熱量が低い
・災害時の復旧が遅い
・設置する際の初期費用が高い。 

設置に関しては、賃貸物件の場合すでにオーナー様が設置している為
賃借人は必要ありません。 

プロパンガスとは

プロパンガスはブタンやプロパンが主成分のガスで
液化したガスを充てんしたボンベを各家庭に供給するものです。

自由料金制のためガスの価格は販売店によって異なり
基本的には自由に販売店を選んで契約を交わすことができます。


●メリット
・都市ガスに比べて熱量が高い
・設置する際の初期費用が安い
・料金が交渉できる
・災害時の復旧が早い
(東日本大震災の被災3県において、全面復旧までの日数はプロパンガスの方が圧倒的に短かった) 

●デメリット
・料金が高い
・料金変動がある 

プロパンガスというのは、物件の外部にガスボンベを設置しガスを供給する方式となっています。
そのため、物件を借りる際は都市ガスと同様すでに設置されているため
賃借人からプロパンガスの業者を選ぶことはできません。 

プロパンガスと都市ガスの料金比較

では、都市ガスとプロパンガスの料金の差は一体どのくらいなのでしょうか?

料金の比較をしてみましょう!
 

都市ガスの料金相場

都市ガスの場合、基本料金や1㎥あたりの単位料金は1ヵ月のガス使用量によって段階的に変わります。

さらに、単位料金は原料費調整制度に基づいて毎月調整されているため変動します。

 
首都圏の場合 

首都圏の場合、料金は6段階に分かれており基本料金は、
0~20㎥:約745円
20~80㎥:約1,037円
80~200㎥:1,210円

1㎥あたりの基準単位料金は、
0~20㎥:約143円
20~80㎥:約128円
80~200㎥:約126円

つまり月間20㎥のガスを使った場合、1ヵ月のガス料金は約3,605円になります。 


関西圏の場合

関西圏の場合、料金は8段階に分かれており基本料金は、
0㎥~20㎥:約745円
20㎥~50㎥:約1,337円
50㎥~100㎥:約1,596円
 
1㎥あたりの基準単位料金は、
0㎥~20㎥:約191円
20㎥~50㎥:約161円
50㎥~100㎥:約156円

つまり月間20㎥のガスを使った場合、1ヶ月のガス料金は4,565円になります。 

プロパンガスの料金相場

プロパンガスの料金は基本料金と従量料金の2つから成り立っており
日本全国のプロパンガス価格の相場は、基本料金が1,890円、従量料金が523円です。

首都圏と関西圏との差は以下の通り。

 
首都圏の場合

首都圏の場合、基本料金が1,646円、従量料金が1㎥あたり505円なので
月間20㎥のガスを使った場合は11,746円になり、他の地域に比べると安い傾向があります。

それは、プロパンガス会社が多く競争が激しいこと
人口が多いため効率的にガスを配送できるので比較的コストがかからずに済むことが理由です。 


関西圏の場合

関西圏の基本料金は1,903円、従量料金が565円で、
月間20㎥のガスを使った場合は13,203円で、全国水準よりも高めです。 

プロパンガスと都市ガス、どちらを選ぶべき?

都市ガスとプロパンガスの料金を比較すると、プロパンガスの方が約1.6倍高くなっています。
 
また、プロパンガスは自由料金制なので料金設定が大きく異なることもあり
さらに高額になる可能性も考えられます。

ガス会社を選べると言っても賃貸物件の場合は大家さんが決めることですので
自分で安いガス会社に変更することもできません。
 
これらの理由から、料金を重視する方は都市ガスの物件を選んだ方がよいでしょう。


 
ですが上記でご説明したように、プロパンガスは都市ガスと比べ
火力が多いのが特徴です!

プロパンガスは都市ガスに比べ約2.2倍も高い熱量を持っており、1㎥あたりの熱量は24,000kcalです。

熱量とは、同じ体積で出せる熱の量なので
単純に火力も2倍というわけではなく火力そのものはガス機器によって異なりますが
3口コンロでも同時に強い火力で調理ができるため
いくつもの強火を必要とする飲食店などで好まれています。

このような場合はプロパンガスの物件を選んだ方がよいでしょう(^^)/



実際私自身の体験談ですが、プロパンガスの物件で冬の時期二人入居していた際
本当に何も考えずガスを使用してると、月々の料金がなんと
12,000円と恐ろしい数字の請求が来ました。。。

初めての賃貸暮らしだったため、何もわからず使っていたらこのような結末に…

すでにご経験されている方もいらっしゃるかとは思いますが
これから初めて実家を出られる方は特に!!

今回の内容を是非参考にしていただけばと思いますm(__)m



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