日本では集合住宅というとマンションやアパートが該当しますが、
英語ではこれらをまとめてアパートメントといいます。
さらに、賃貸物件であればアパートメント・レンタルといい、
分譲物件であればコンドミニアムなどといった言い方になります。
日本では一般的には木造や軽量鉄骨造りの低層物件がアパート、
鉄筋コンクリート造りで耐火構造、どちらかといえば高層物件が
マンションという感覚だとは思います。
海外とは異なる区別となっているのです。
さて、ここで気になるのが、なぜ日本ではマンションという呼び名になったのかということ。
実は日本のマンションの歴史は浅く、我が国最初の民間の分譲マンションは
昭和31(1956)年に建てられた「四谷コーポラス」といわれています。
当時、四谷コーポラスは超高級集合住宅であり、3LDKで230万円。
大卒初任給が1万円だった時代であるため、今でいう「億ション」と同じ扱いだったと考えられます。
つまり、高級感をイメージさせるように、日本のデベロッパーが「マンション」と打ち出したことに由来するようです。
その後、超高級物件以外でも「マンション」という呼び名が定着するようになり、
今に至っているわけです。日本ならではの発想といえるでしょうか、こんなところにも和製英語が存在しているのですね。
まぁ、私たちは日本に住んでいますので、日本の「マンション」をたくさんご紹介させて頂きますよ!
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