■鬼門・裏鬼門の方角で避けるもの
・三備とは:①玄関・門、②キッチン、③トイレ・お風呂などの水回り
・建物の形状:欠けや張りなどの凹凸
⇒鬼門の家相が悪いと影響すること
・不動産や財産に関する問題
・親族間の人間関係
・幼児の病気、子宝に恵まれない など
⇒裏鬼門の家相が悪いと影響すること
・忙しくなり疲労する
・努力が報われない
・夫婦間のトラブル、妻に難がおよぶ など
■鬼門・裏鬼門の方角でも大丈夫なもの
・寝室
・子供部屋
・書斎 など
また鬼門には、「昔の人の生活に根ざした知恵」の側面もあります。
現代のように水洗トイレや換気扇付きのお風呂がなかった時代、鬼門(北東)に水回りがあると、冬場は冷えや湿気、空気のよどみに悩まされたことでしょう。
冷蔵庫のなかった時代に裏鬼門(南西)にキッチンがあれば、夏場は日が差すので、食べ物が傷みやすかったはずです。
ただ、鬼門や裏鬼門に水回りやキッチンがあっても、人間関係に影響や災いがおこる根拠はないので、さまざまな設備が整った現代では鬼門に意味はなく、迷信のようなものと言えます。
でも、根拠がなくても鬼門ときくと、「何となく怖い」「避けたい」と思う人が多いのも事実。
現代の住宅事情では、明るい南側をリビングにする間取りが人気のため、北側に水回りが集中して、どうしても鬼門にかかってしまうケースもあります。
鬼門や 裏鬼門には盛り塩を置くことも有効です。
相撲取りが土俵に塩をまくように、塩には穢れ(けがれ)を清める作用があり、神様へのお供え物の意味もあります。
盛り塩は毎日取り換えることが重要です。
市販の盛り塩キットを使えば簡単に形を整えることができますよ。
鬼門対策で盛り塩が有効なのは?
・トイレの隅
・洗面所や洗濯機まわり
・キッチン
・玄関先 など
葉のトゲが魔除けをしてくれる柊(ヒイラギ)や、「難を転じる」と同じ音の南天(ナンテン)、一年中青々として縁起物とされる万年青(オモト)は、鬼門除けの庭木として人気があります。
また、青年の樹(ユッカ)や、アロエ、サボテンなどトゲのある観葉植物を室内に置くのも鬼門対策には効果的です。
ただし、枯れた葉をそのままにしたり、弱っている植物を置いたりするのはかえって逆効果となります。
植物の手入れだけでなく、鉢植えの周辺も常にきれいにしておきましょう。
鬼門対策でトゲのある植物で有効なのは?
・柊(ヒイラギ)
・青年の樹(ユッカ)
・アロエ
鬼門や裏鬼門について、お分かりいただけましたか?
鬼門などの家相にあまりこだわりすぎると、選べる間取りや物件数が限られてしまいます。
さまざまな条件のなかで、それが自分にとって本当に重要なのかを冷静に考えてみましょう。
また、鬼門を避けた良い間取りではなかったとしても、ご紹介した対策法を実践することで自分自身が安心できれば問題ありません。
住宅は毎日を過ごす大切な場所。
家相を重視するのもよいですが、住み心地や快適さ、陽当たりなど、日々の生活に直結する現実的なポイントを考慮するのを忘れないようにしましょう。
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