2019年07月21日
軽量鉄骨? RC? 木造?住むならどれ?
軽量鉄骨造
「鉄骨造」とは、建物の骨組みに鉄骨を用いるもので、「steel」の「S」をとって「S造」とも呼ばれています。
使う鋼材の厚さが6mm未満のものは「軽量鉄骨造」、6mm以上のものは「重量鉄骨造」に区分されます。
鉄骨造は、建築コストやレイアウトの自由度、耐震性、耐久性、耐火性、遮音性において、
木造と鉄筋コンクリート造の中間にあるといわれています。
鉄筋コンクリート(RC造)
鉄筋コンクリート造は、英語の「reinforced concrete(補強されたコンクリート)」の頭文字から
「RC造」と呼ばれています。
圧縮力が強いコンクリートに引っ張る力が強い鉄筋を埋め込んだ構造で、
鉄筋とコンクリートの強みを組み合わせることでより強い高度を実現させ、高い耐震性・耐久性があります。
鉄筋の入ったコンクリートで造られた6面体が、外圧を1点に集中させず、建物全体に分散させてバランスよく受けとめているからです。
RC造のメリットは、気密性が高く、不燃素材のコンクリートが主な材料ゆえに断熱性・耐火性にも優れ、
木造や鉄骨造と比べて、外部や上下階の音を遮断する社団性も高いです。
さらにコンクリートはアルカリ性のため酸によって鉄筋が腐敗して錆びるのを防ぐ、防錆性にも優れています。
逆にデメリットは、建築コストが高くなることです。
鉄筋とコンクリートなどの重量のある素材を使うため強固な地盤に建てる必要があり、
地盤を改良しなければならないケースも想定され、それにもコストがかかります。
鉄骨・鉄筋コンクリート(SRC造)
鉄骨・鉄筋コンクリート造は、柱や梁を鉄骨で組み上げ、その周りに鉄筋を配置してコンクリートを流し込む工法で、
鉄筋コンクリート造よりも強い強度が実現され、高層ビルなどの工法に用いられています。
こちらも、英語の「steel reinforced concrete」の頭文字から「SRC造」と呼ばれています。
SRC増のメリット・デメリットはRC造とほとんど同じですが、
SRC造はRC造よりも高い耐震性・耐久性があるので、それ以上に建築費は高くなります。
木造
現在の新築住宅の70%は木造住宅です。日本では最も馴染んだ建築構造であるといえます。
木造には、「軸組工法」と「2×4(ツーバイフォー)工法」の2つがあります。
軸組工法は、柱と梁を軸にして建物を支える構造で、レイアウトの自由度が高く、
狭い土地や傾斜地でも対応できる工法です。
一方2×4工法は、北米発祥の工法で、「枠組み壁工法」とも呼ばれ、壁と床を軸にして建物を支える構造です。
2インチ×4インチのサイズの規格化された木材を使うためこのような名前で呼ばれています。
軸組工法よりも低コストに抑えることができ、しかも耐震性や断熱性が高いという強みがありますが、
壁が固定されるためレイアウトの自由度が低いのが弱みです。
木造のメリットは、他の構造と比べると建築コストを低く抑えられることです。
一方2×4工法は、北米発祥の工法で、「枠組み壁工法」とも呼ばれ、壁と床を軸にして建物を支える構造です。
2インチ×4インチのサイズの規格化された木材を使うためこのような名前で呼ばれています。
逆にデメリットは、耐震性・耐久性・耐火性・遮音性において、他の構造よりも大きく劣ることです。
それに加えて、木造特有のシロアリなどの被害に遭う恐れがありますので、害虫対策にもコストがかかります。
まとめ
ひとつひとつの構造に違う良い所がありますね('ω')ノ
家を建てることは、ほとんどの人にとって人生の一大事です。
構造からしっかりと決めていき、素敵なお家を建てましょう(^^)/
お家を建てたいなと思っている方は是非 エム・ハウジングまで(/・ω・)/
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