坪とは?平米は何が違う?計算方法や望ましい広さも紹介

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2021年12月11日

坪とは?平米は何が違う?計算方法や望ましい広さも紹介

不動産物件を掲載しているサイトなどで、「坪・平米・畳」などの単位を目にした際に、「単位の違いがよく分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。

坪・平米・畳は、不動産の面積を示す単位であり、土地や物件の広さを数字で表記する際に使用します。

不動産業者によってどの単位を使用するかは異なるため、物件を比較する際にはそれぞれの単位が示す面積・換算方法を理解しておくと便利です。

今回は、坪についての概要から、坪の計算方法・マイホーム購入の目安となる坪数まで解説します。
物件情報を閲覧する際にも役立つ情報となるため、ぜひ参考にしてください。

「坪」とは?

坪とは、「尺貫法」と呼ばれる日本古来の計量方法で使用する単位です。
尺貫法は、メートル法が普及する以前に使用されており、長さを尺、重さを貫で示すことから、このような名称で呼ばれています。

商取引における尺貫法の使用は、昭和34年から禁止されています。
しかし、日本人に馴染みの深い単位であることや業界の慣習として、現在でも土地や建物の面積表記には「坪」という単位が使用されています。

以下は、坪・尺の関係を示した表です。


1辺が6尺の正方形の面積
約0.303m

また、坪と同じように、住宅業界でよく使用される単位に「平米」があります。
平米は、平方メートル(m2)のことです。

1坪を平米に概算すると、約3.306m2となります。
ただし、尺貫法とメートル法を正確に換算することは不可能で、実際は3.305778512…と、端数が無限に続きます。

土地や建物の面積表記を見た際に、広さがイメージしにくい場合は、坪と平米を換算することでイメージが掴みやすくなります。
特に、多くの物件を比較する場合は、自分にとって馴染みの深い単位に統一するとよいでしょう。

坪・平方メートルの計算方法

物件情報などに記載されている面積の表記単位は、物件によってそれぞれ異なるため、広さが分かりにくいと感じる場合があります。
坪・平方メートルを換算する計算方法を知ることで、物件を比較する際に広さをイメージしやすくなるでしょう。

以下は、坪・平方メートルを換算する方法です。

■平方メートル→坪数へ換算する場合の計算方法

  • 計算式
    平方メートル÷3.305(※)=坪数
  • 計算例(50m2を坪数に換算する場合)
    50÷3.305=15.12(坪)

■坪数→平方メートルへ換算する場合の計算方法

  • 計算式
    坪数×3.305(※)=平方メートル
  • 計算例(70坪を平方メートルに換算する場合)
    70×3.305=230.4m2

※「3.305」は、1坪あたりのm2を示す近似値であり、以下の計算で求めています。

1坪=6尺×6尺

1坪=(6×0.3030m)×(6×0.3030m)

1坪=3.305m2

1坪は、各辺が6尺の正方形の面積を示すため、単位である尺をメートル換算しなくてはなりません。
しかし、尺とメートルの換算には端数が続くため、近似値を用います。

そのため、坪・平米を換算する場合には、若干の誤差が発生する点に注意してください。

わずかな誤差であっても、土地や建物の相場が高い都市部などでは、購入金額が大きく変わるケースがあります。

マイホーム購入時に望ましい坪数は?

マイホーム購入を検討している方は、目安となる坪数についても理解しましょう。
マイホーム購入時における一般的な坪数の目安は、約35坪と言われています。

ただし、居住する人数・状況などによって目安となる坪数は変わるため、注意が必要です。

以下は、居住人数別の坪数・平米数・畳数の目安です。

〇快適な一人暮らしがしたい場合

  • 坪数 8坪~
  • 平米数 30平米~
  • 畳数 16畳~

快適な一人暮らしをするために物件を購入する場合は、最低8坪程度のスペースがあれば、窮屈さを感じずに暮らすことができます。

〇カップルで暮らすなど、二人暮らしがしたい場合

  • 坪数 10坪~
  • 平米数 32平米~
  • 畳数 18畳~

二人暮らしの場合は、同居生活を送る上で快適さを保つためにも、少し広めに見積もった10坪以上が好ましいとされます。

〇家族で暮らしたい場合

家族で暮らす場合は、世帯人数によって必要な面積が異なります。
以下は、必要面積を求める計算式です。

■家族で暮らす場合の必要面積

  • 計算式
    人数×10m2+10m2
  • 計算例(4人家族の場合)
    4人×10m2+10m2=50m2

4人家族の必要面積である50m2を坪数に換算すると、約15.13坪です。

住まいを建てる際は、今後のライフスタイルを想定した上で、最適な坪数を計算するとよいでしょう。

まとめ

坪とは、「尺貫法」で使用する単位であり、1辺が6尺である正方形の面積を指します。

坪を平方メートルに換算する際は「3.305」をかけ、平方メートルから坪を算出する際は「3.305」で割ってください。
また、一般的な坪数の目安は約35坪とされています。

 
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