2022年01月22日
特定行政庁とは??
こんにちは(^^)/
特定行政庁とはなにか調べてみました☆
その街の建築に関わる様々な事項について、いいか悪いか判断することができる役所
特定行政庁とは、建築基準法特融の言葉であり、建築行政を管掌する行政機関を指しています。管掌(かんしょう)とは、自分の管轄の仕事そして監督し取り扱うことを意味します。
もう少し 、特定行政庁とはなにか掘り下げると、建築主事を置く市町村では市町村長、建築主事を置かない市町村では都道府県知事を指します。建築主事とは、建築確認等に関する事務を行う市町村または都道府県の職員のことです。
家(建物)を 建てるときには、その建物が設計上、建築基準法など様々な法律をクリアしているかどうか、建てる前の設計段階でチェックが必要になります。このチェックのことを建築確認といいます。建築確認だけでなく、その街の建築に関わる様々な事項について、良いか悪いか判断することができるスキルがある人のことを建築主事といいます。建築主事は「建築基準適合判定資格者」の資格を持っています。
そして、この資格を持つ建築主事がいる役所のトップ(市町村長・都道府県知事)が特定行政庁なのです!
その市町村に建築主事がいると、建築主事が家の設計・建築にオッケーを出しますが、最後にハンコを押すのはトップなので市町村長ということになるわけです。その市町村に建築主事がいなければ、都道府県に建築主事がいるので、都道府県知事が特定行政庁ということになります。
特定行政庁が市町村か都道府県なのかの見分け方
特定行政庁が市町村k都道府県なのかは、建築主事がいる・いないで決まります。
では、どのような基準で、その市町村に建築主事がいる・いないが決まるのでしょうか。
建築基準法にその定めがあります。
まず人口25万人以上の市には必ず建築主事がいるため、人口25万人以上の市は市長が特定行政庁ということになります。ただし、ややしいことに、人口25万人未満の市町村でも建築主事を置くことが出来るとされています。そのため、人口25万人未満の市町村については、結局調べるしか方法がありません。
調べる方法として 、全国建築審査会議協議会の特定行政庁一覧をみればわかります。ここに掲載されている市町村が特定行政庁で、掲載されていないし市町村は都道府県知事が特定行政庁になります。
まとめ
建築に関わる様々な疑問に対して答えを出してくれるスキルのある人が建築主事で、そして建築主事の上司でハンコを押す市町村長もしくは都道府県知事を特定行政庁といいます。
また一つ覚えた事務員でした。
伏見区、山科区、宇治市の不動産売買・賃貸なら株式会社エム・ハウジングへ