2022年02月07日
空き家を維持するデメリットについて☆
こんにちは(^^)/
今回は空き家を維持するデメリットについてです☆
空き家が増えている
2018年年10月時点の空き家率(国内の住宅総数に占める空き家の割合)は13.6%です。
地方を中心に人口減少などで空き家が増えており、県によっては空き家率が20%を超えているところがあります。これは地方に限った話ではなく、東京都や大阪府でも空き家率は10%以上あり、再開発に影響を及ぼしている地域もあります。
空き家が増える理由は、少子化です。
昔は兄弟姉妹が多かったため、親がなくなっても誰かが親の家にそのまま住んだり、近くで暮らしていたりして管理ができていました。
しかし最近は、進学や就職などをきっかけに親元を離れて都市部に移り住むことが多くなり、親が亡くなってしまうと空き家になってしまうのです。
空き家が増え続けているということは、将来売却される可能性が高い不動産が増え続けているということに他なりません。
売却するときは、ライバルとなる物件が多ければ多いほど売りにくくなります。
空き家が引き起こすトラブル
空き家の近所に住んでいるのなら、問題は起こりにくいでしょう。
しかし、遠くに住んでいると、どうしても管理が行き届かなくなります。
そうすると、例えば以下のようなトラブルが起こる可能性が出てきます。
住むことができる家であれば、不審者が侵入して家具や電化製品が盗難に遭うかもしれません。
電気配線のショートや不審火によって火災が起こったり、台風で屋根が飛ばされたり庭木が折れたりして近隣に迷惑をかけるおそれもあります。
めったにないことですが、地震でぶっ六兵衛が倒れたり、空き家が倒壊して道路をふさいしまったりするかもしれません 。
空き家によって近隣や通行人が被害を受けた場合、その責任は空き家の所有者が負うことになります。
空き家でも維持費がかかる
空き家であっても税金や維持費がかかります。
誰も住んでいなくても、固定資産税は今まで通り支払う必要があります。
空き家といえ財産ですから、火災保険をかけているでしょう。その保険料も安くはありません。
また、たまに使うから…と電気屋水道やガスは契約したままのことが多いでしょう。それらには、基本使用料がかかります。
当然 、家自体の修繕費用も必要ですし、庭があれば草刈りや樹木の管理にも費用が掛かります。
まとめ
空き家は管理が行き届かなくなると、トラブルのもとになります。
また空き家を維持し続けるには、いろいろと費用がかかります。
費用をかけないために、自分で草刈りや修繕を行うこともできますが、労力や時間が失われてしまいます。
何年も空き家のために支出があり、最終的に売却することになったとき、その間の税金、管理費用、労力が無駄だったのではないかと思うかもしれません。また、いざ売りに出しても年数を経るほど建物の価値は下がっています。
『将来的に使うことはない』とはっきりしているのであれば、早めに空き家を売却する事を真剣に検討すべきです。
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