賃貸物件の「入居時チェックリスト」とは?

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2018年10月19日

賃貸物件の「入居時チェックリスト」とは?


みなさまこんにちわ!エムハウジングです(^^♪

 賃貸物件を借りると、契約時に現状確認書、一般に「入居時チェックリスト」や「現況確認書」と呼ばれる書類を渡されることがあります。
たいていの場合は提出期限が設けられており、不具合などがある場合は期限内に提出するよう求められることでしょう。

しかし入居直後は、部屋の片付けで毎日大忙しです。入居時チェックリストなど記入しているヒマはないかもしれません。
それでも、入居時チェックリストは提出しておくと、将来退去する際にとても役立ちます。

そこで今回は、「入居時チェックリストの重要性」と「作成時のチェックのポイント」について解説いたします!


 

入居時チェックリストはどうして必要?


 入居時チェックリストの作成義務は入居者にはないし、面倒だからやってもやらなくてもいいのでは?という声もあります。
そもそも入居時チェックリストの役割は、入居当時の部屋の状態を記録することです。
入居者は、自分の入居時の現状を報告することで、退去する時の敷金精算におけるトラブルを防止することができます。


 入居時の部屋の状態を入居時チェックリストに記入していないと、退去するときに壁などに傷が見つかった場合など、もともとあった傷なのか、入居後に付いた傷なのかが客観的に見て分からないため、敷金精算でトラブルになる可能性があります。

義務があるからやる・ないからやらないという問題ではなく、入居者が自分の「責任範囲」を明確にするためにも、入居時チェックリストは必要な書類といえるでしょう。
 

入居時の部屋チェックのポイント

ここでは、入居時のチェックを行う上で注意したいポイントを2つご紹介します。
 

■家具を運び込む前に行う
家具を部屋に入れてしまってからでは、家具に隠れて見えなくなってしまう部分が増え、確認がはかどりません。
引越し当日ではなく、契約を終えてカギをもらったらすぐにでもチェックするべきです。

■目に留まらない部分の不具合も見逃さない
目につきにくい部分は、特に念入りに調べましょう。
とりわけ気をつけたいのは、水回りです。
お風呂、洗面所、キッチンの流し台など、しばらく水を流しっぱなしにして、詰まりや水漏れなどが起きないか確認しましょう。

排水溝や水道管の内部までは目で確認することができないため、こうしないと不具合の有無は分かりません。

さらに、部屋中の扉、引き出しをすべて開け閉めし、建て付けの悪さや異音がないかを確かめます。

入居時チェックリストに関するトラブル対策について

入居時チェックリストを巡るトラブルの多くは、入居者が「もともとあった傷や不具合だ」と主張することに対して、不動産会社や大家さんは「入居者の過失による傷や不具合だ」と主張することで起きます。

どうすれば問題がこじれないで済むのでしょうか。
ポイントを3つ、ご紹介します。
 

・問題の箇所を写真に撮る
口頭や文章での表現は、必ずしも客観的ではない場合があります。問題箇所があれば、客観的な判断ができるよう写真に撮っておくとよりいいでしょう。

・入居チェック表を残しておく
入居時チェックリストは記入をしたら管理会社に郵送しますが、念のため手元にもコピーを残しておきましょう。

・メールを活用して連絡の記録を残す
念のため、送信日時と内容の記録が残るメールを活用するという方法もあります。問題のあった箇所の写真とPDF保存した入居時チェックリストをメールで送っておくことで、何か認識のすれ違いがあった場合に後からでも確認することができます。

トラブルを防ぐために、はじめのチェックと連絡をしっかりと。

入居時チェックリストの項目は多いので、引越しでバタバタしているときには面倒な作業かもしれませんが、作成をしていないと、退去時に思わぬトラブルに発展する可能性があります。

不動産会社や大家さんも、入居前には室内の状態はチェックしていますが、細かな傷や生活に支障がない程度の不具合については、記録や記憶に残らないこともあるので、自分自身の責任範囲を明確にして、適正な敷金精算を行うためにも、「入居時チェックリスト」を提出することをおすすめいたします!


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