似たような建築用語で「無窓階」があります。
「無窓階」とは消防法に出てくる言葉で、「避難上または消火活動上有効な開口部を有しない階」を指します。
どのようなことかというと、火災時などの非常時に、中にいる人が外に避難するために、
または駆けつけた消防隊が救助や消火活動をスムーズに行うために、
一定以上の大きさの開口部(窓)を、そのフロアの床面積に対して1/30以上設けなさい、
と定めています。
その必要な開口部が取れていない階を「無窓階」と呼びますが、
もし「無窓階」であれば、避難や消火活動がしにくい構造の建物ということになり、
屋内消火栓やスプリンクラー等の消防用設備の設置基準が厳しくなります。
マンションの場合はたいていどの部屋にも一定以上の大きさの窓とバルコニーがついており、
無窓階扱いのフロアは少ないでしょう。
ちなみに、ゲストハウスなどの旅館業を営むときの室内の規定にも
窓の面積の規定がございますので要注意です!
規定内の面積でないと、客室としてみなされないので必ず確認を!
納戸といいますと、本当に収納スペースだとイメージつきやすいですが
コンセントなどの確認さえクリアしていれば居室として利用できるので便利ですね♪
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